No.1表示・「初」表示の第三者点検
その「No.1表示」、
いま根拠まで説明できますか。
景品表示法の運用が変わり、掲出中のNo.1表示・三冠表示・「日本初」「世界初」表示には、求められれば原則15日以内に合理的な根拠資料を提出する義務が生じます。表示リスク監査は、貴社が現在掲出しているこれらの表示を消費者庁の4要件に照らして点検し、リスクの程度と是正の優先順位を第三者の立場で示すサービスです。
成功報酬なし/前払い制/断定しない。結果と報酬を切り離すことが、第三者調査機関としての当組合の前提です。
顧客満足度No.1
※当社調べ(2023年12月)
要件②根拠がサイトのイメージ調査。実際の利用者に尋ねていない疑い。
要件④「満足度」の表示に対し、満足度を測る設問設計になっていない。
注記調査主体・調査方法・対象者の記載がなく、「※当社調べ」のみ。
是正
13/44件
令和5年度の措置命令のうち、No.1表示関連が占めた件数(消費者庁)
1億7,262万円
No.1表示を含む優良誤認に対する課徴金納付命令の例(2026年3月)
15日
根拠資料の提出を求められた場合の原則的な期限(不実証広告規制)
4.5%
10年以内に再違反した場合の課徴金算定率(3%の1.5倍・2024年10月施行)
Self Check
ひとつでも当てはまれば、監査をご検討ください
当組合に寄せられる相談を整理すると、リスクの高い表示にはいくつかの共通した兆候があります。取得当時は一般的だった手法でも、2024年9月の消費者庁「No.1表示に関する実態調査報告書」以降は評価が変わっています。
根拠が「サイトのイメージ調査」である
Webサイトを見せて印象を尋ねる調査は、実際の利用者への調査ではありません。「満足度」「おすすめ」等の表示との組み合わせは、報告書が名指しで問題視した類型です。
注記が「※当社調べ」だけになっている
調査主体・調査方法・調査時点・対象者の記載がない表示は、根拠の説明を求められた際に立ち往生しやすい状態です。「初」表示でも同様です。
調査から1年以上経った表示を掲出し続けている
市場は動きます。古い調査結果を現在の事実であるかのように示し続けると、表示と実態の乖離が広がります。
三冠・四冠を並列で掲げている
複数のNo.1を同時に表示する形式は、過去の集中的な措置命令で繰り返し対象になった類型であり、各冠の根拠が個別に問われます。
「取れなければ返金」「成功報酬」で調査を依頼した
結果と報酬が連動した調査は、設計段階から結論ありきの疑いを持たれます。調査会社と連絡が取れなくなっているケースも相談が増えています。
広告媒体・モール・プレスリリース配信の審査で差し戻された
媒体審査は行政より先に動きます。差し戻しは、根拠の状態を点検すべきタイミングが来たことを示すサインです。
対象となる表示の例:No.1/第1位/三冠/顧客満足度/人気/おすすめ/日本初/国内初/世界初/業界初/最大級 など、比較・最上級・先行性に関わる表示全般。
Risk
放置した場合に、何が起きうるか
執行の重心は、行為の差し止め(措置命令)から金銭的な回収(課徴金・確約手続)へと移っています。過去の売上に対して遡って算定されるため、表示を取り下げた後でも対象になりえます。
第一段階
根拠資料の提出要求
消費者庁から求められた場合、原則15日以内に合理的根拠を示す資料を提出する必要があります。提出できない、または内容が不十分な場合、不当表示と扱われます(景品表示法7条2項)。
第二段階
措置命令・社名公表
違反と判断されれば、表示の差し止めと再発防止策を命じられ、社名と表示内容が公表されます。報道・SNSでの拡散、媒体アカウントの停止、取引先からの照会が同時に発生します。
第三段階
課徴金・直罰
対象期間の売上額の3%(10年以内の再違反は4.5%)の課徴金納付命令。2024年10月施行の改正法では、故意の優良誤認に対する直罰規定(100万円以下の罰金)も新設されました。
参考事例:2026年3月、Wi-Fiレンタルサービスを展開するエクスコムグローバル社に対し、No.1表示等を理由とする1億7,262万円の課徴金納付命令が出されました。No.1表示の違反が、広告の修正では済まない経営リスクであることを示した事例です。
Scope
表示リスク監査で行うこと
監査は「探す・照らす・判定する・道筋を示す」の4段階です。表示は1箇所を直しても、別の媒体に残っていれば意味がありません。サイト本文だけでなく、メタデータやフィードまで含めて横断的に洗い出します。
STEP 1
表示の棚卸し
公式サイト・LP・広告クリエイティブ・ECモール・プレスリリース・パンフレットに加え、サイトタイトル・OGP・構造化データ・RSSといった見落とされやすい箇所まで、対象表示の掲出状況を一覧化します。
STEP 2
根拠資料との照合
調査票・ローデータ・報告書・契約書など、手元に残っている根拠資料の有無と中身を確認します。資料が残っていない場合は、その事実自体を評価に織り込みます。
STEP 3
4要件・不実証広告規制への適合判定
比較対象の選定、調査対象者の選定、調査方法の公平性、表示と調査結果の対応という消費者庁の4要件に照らし、表示ごとにリスクを3段階で判定します。
STEP 4
是正ロードマップの提示
取り下げ・文言修正・注記の補強・再調査による根拠の再構築という選択肢を、リスクの高い順に整理します。再調査が不要と判断すれば、その旨を明記します。
成果物
監査報告書(表示ごとの判定一覧・判定根拠・関連法令と一次情報・是正ロードマップ)。社内の法務・経営層への説明資料としてそのまま使える構成で納品します。
Policy
監査の前提としている、三つの約束
成功報酬を受けません
結果に連動した報酬は、判定を結論ありきに歪めます。監査でも調査でも、当組合は成果連動型の契約をお受けしていません。
料金は前払いです
判定の内容と報酬を切り離すための仕組みです。厳しい判定になっても報酬が変わらないからこそ、率直な報告書を書けます。
「問題ありません」と断定しません
行政の判断を保証できる者はいません。当組合が示すのは、根拠の状態、リスクの程度、そして取りうる選択肢です。
Price
料金
表示リスク監査
150,000円(税抜)〜
対象表示1系統・主要媒体一式の場合の基準額です。対象となる表示の数と媒体範囲を確認したうえで、着手前に総額を確定してお見積りします。納期は着手から2〜3週間が目安です。
是正・再取得が必要になった場合(別契約)
- No.1表示の調査設計・実施1,000,000円〜
- 「日本初」先行性調査600,000円〜
- 「世界初」先行性調査800,000円〜
監査の結果、再調査が不要であればその旨を報告書に明記します。詳細は公式サイトの料金案内をご覧ください。
Flow
ご依頼から納品までの流れ
見積書作成
対象表示と媒体範囲を確認し、総額を確定します。
発注
前払いにてご入金。必要に応じNDAを締結します。
キックオフMTG
根拠資料の所在と表示の経緯をヒアリングします。
調査
棚卸し・照合・4要件判定を実施します。
納品
監査報告書を納品し、是正の道筋をご説明します。
FAQ
よくある質問
監査だけを依頼することはできますか。
できます。是正のための再調査や新規取得は別契約であり、監査の結果として不要と判断すればその旨をお伝えします。当組合から追加契約を前提とした提案を押し付けることはありません。
費用と期間の目安を教えてください。
基準額は150,000円(税抜)からで、対象となる表示の数と媒体の範囲を確認したうえで個別にお見積りします。着手から報告書の納品までは2〜3週間が目安です。
現在利用している調査会社に連絡が行くことはありますか。
ありません。お手元に残っている資料(調査票・ローデータ・報告書)と公開情報のみで判定します。資料が残っていない場合は、その事実自体をリスク要因のひとつとして評価に反映します。
監査の結果が外部に公表されることはありますか。
ありません。監査報告書は依頼者にのみ納品し、内容は守秘義務の対象です。必要に応じて着手前に秘密保持契約を締結します。
「行政処分を受けない」と保証してもらえますか。
保証はできません。行政の判断を保証できる事業者は存在せず、そのような保証を掲げる勧誘には注意が必要です。当組合が示すのは、根拠の状態とリスクの程度、そして是正の選択肢です。
どのような表示が監査の対象になりますか。
No.1・第1位・三冠などの順位系表示、満足度・おすすめ・人気などの評価系表示、日本初・世界初・業界初などの先行性表示、最大級・最高水準などの最上級系表示が対象です。サイト・LP・広告・パッケージ・プレスリリースなど媒体を横断して確認します。
一次情報
本ページの記載は、以下の公的情報にもとづいています。
・消費者庁「No.1表示に関する実態調査報告書」(2024年9月26日公表)
・景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)第5条・第7条・第8条/2024年10月施行の改正法
・消費者庁 景品表示法関連ページ:https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/
運営者情報
- 名称
- 帝国ナンバーワンリサーチ組合(運営:帝国ナンバーワンリサーチ合同会社)
- 代表
- 岩城 雄介
- 事業内容
- No.1表示・「日本初」「世界初」表示に関する第三者調査、事前可否診断、表示リスク監査、公表前コンプライアンスレビュー
- 連絡先
- info@teikoku-no1.jp/お問い合わせフォーム
- 公式サイト
- https://teikoku-no1.jp(noteで規制動向の解説を発信しています)
不安なまま掲出し続けるより、
まず現在地を確かめませんか。
「うちの表示は大丈夫か」という一言で構いません。対象の表示とURLをお送りいただければ、監査の要否と概算を折り返しご案内します。